ブラケットやワイヤーを用いる矯正治療に比べて、マウスピース矯正は非常にラクな治療法です。

なぜなら、マウスピース矯正で使用する矯正装置は、簡単に取り外しすることができるからです。

そのことによって、歯列矯正中であったとしても、装置がない格好で食事したり、歯磨きしたりすることできるからです。

しかし、その一方で、取り外しができるという特徴は、大きな”リスク”になることもあります。

たとえば、装置を着けることを忘れたり、サボったりという危険性です。

この点からも、マウスピース矯正で治療を行う際は、患者さん自身のヤル気や協力度が重要になるということがお解り頂けると思います。

なぜなら、患者さんのヤル気や協力度によって、歯列矯正の成否が大きく左右するからです。

このページでは、マウスピース矯正で治療を行った際に、厳守すべき3つの約束事について説明しています。

これを読むことによって、マウスピース矯正で治療すべきか否かが判断できるようになるはずです。

マウスピース矯正を成功するための3つのルール

ルール①|装着時間を守る

マウスピース矯正は、マウスピース装着するだけで、歯並びを整えたり、噛み合わせを改善したりすることができる簡単な治療法です。

ただし、マウスピース矯正を成功させるためには、マウスピースの装着時間が非常に重要です。

具体的には、矯正治療中は、1日22時間以上マウスピースを装着する必要があります。装着時間が短いと、歯を十分に動かすことができないからです。

食べものを口にする際や、歯磨きをする時は、マウスピースは取り外した格好で行います。

そのため、食べ終わった後、もしくは、歯磨きが済んだ後には、すみやかにマウスピースを戻すようにしてください。

ルール②|アライナー・チューイーを使用する

マウスピース矯正を成功させるためには、装着したマウスピースを歯にしっかりと密着させた格好で使用する必要があります。

密着が悪いと、歯を正確に移動することができないからです。

ただし、指で強く押したぐらいでは、マウスピースを歯にしっかり密着させることはできません。

そのため必要になってくるのが、「アライナー・チューイー」です。アライナー・チューイーは、マウスピースを歯にしっかり密着するための道具です。

マウスピースを装着した格好で、アライナー・チューイーをギュッと噛むようにします。前歯や奥歯など複数の場所で、噛むようにするのがポイントです。

すると、単に指で強く押さえる以上に、マウスピースが歯にしっかり密着するのが実感できます。

マウスピースによる矯正治療中は、このアライナー・チューイーを必ず用いるようしてください。

そうしないと、厳密な意味で、マウスピースが浮き上がった格好になってしまうからです

その結果、歯をスムーズに動かすことができなかったり、歯並びをキレイに改善きなかったりしてしまうからです。

ルール③|交換スケジュールを厳守する 

マウスピース矯正では、1人の患者さんが矯正治療が完了するまでに、平均60〜80枚ほどのマウスピースを使用することが一般的です。

そして、そのマウスピースには使用する順番が決まっており、7〜10日毎のペースで新しいマウスピースに交換するのです。

マウスピース矯正で満足のいく治療結果を得るためには、マウスピースの交換サイクルをしっかり守ることが大切です。

なぜなら、それぞれのマウスピースには、歯を1枚当たり0.25mmずつ動かすようなメカニクスが組み込んであるからです。

そのため、交換サイクルがいい加減だと、そのメカニクスがうまく機能することができないのです。

その結果、歯をスムーズに動かすことができなかったり、歯並びをキレイに改善きなかったりしてしまうのです。

進捗状況の確認も重要

治療の進捗状況を定期的にチェックすることも、マウスピース矯正では特に重要です。

なぜなら、マウスピース矯正の場合、歯とマウスピースの密着がいつの間にか悪くなることが頻繁に起こるからです。

歯とマウスピースの密着が悪くなった場合でも、残念ながら、そのことに自分自身で気づくことはできません。

当然、歯とマウスピースの密着が不完全な状態では、歯を正確に動かすこともできませんし、予定した治療期間内で治療を終えることもできません。

歯とマウスピースの密着が悪くなった場合は、急いでマウスピースの作り直し作業(=リファインメント作業)を行う必要があります。

その作り直しのタイミングを逃さないようにするためにも、主治医が指定する来院日をしっかり守ることが大切になってくるのです。

全力でサポートします

ワイヤーを用いる矯正治療と比べて、マウスピース矯正の方が治療中のモチベーションを維持しやすいことが分かっています。

なぜなら、歯列矯正が完了するまでの期間や、残りのマウスピースの数が明確に分かっているからです。

それでも、マウスピース矯正治療を続ける気力が萎えてきたときは、当クリニックのスタッフに相談するようにしてください。

当クリニックのスタッフが、全力でサポートします。

まとめ

マウスピース矯正で使用する矯正装置は自分で取り外しが簡単にできるため、日常生活を支障なく送ることができます。

しかし、マウスピースの使用管理がしっかりと出来ない場合、この矯正装置は自分で取り外しできるというメリットがデメリットとして作用してしまう心配もあるのです。

そのため、マウスピース矯正をはじめた際は、マウスピース矯正を成功させるためにもしっかりと装置を使用するようにしてください。

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